与論献奉について

現在、与論島では新型コロナウイルス感染症の影響を受け、与論献奉は自粛されています。
1日でも早く、与論島に多くの方がご来島され、島の伝統「与論献奉」で皆様をおもてなしできる日が来るのを心より祈念いたします。

与論献奉「夕陽が沈むころ、宴がはじまる」

「夕陽が沈むころ、宴がはじまる」

遠来の客をもてなす酒の流儀、それが与論献奉です。
大盃になみなみと注がれた黒糖焼酎をみんなで次々と回し飲み。

大切な客人を島の酒で歓迎しますという“おもてなしの心”の表れなのです。

お酒の弱い人は注がれている途中で「トォッ!」と叫べばそこでストップ。無理は一切しない。
でもさっぱりとした味わいとほのかな甘みの黒糖焼酎についつい盃が進んでしまうことうけあいです。

与論献奉の進め方の例

与論献奉「親決め」
与論献奉「親決め」2

1与論献奉を始めるにあたってはまず「親」を決めます。
初めて与論献奉を経験する人はここで与論献奉の作法等も説明を受けます。親から自己紹介と歓迎のメッセージが述べられ、親が盃の焼酎を全て飲み干します。

2以降、時計回りにひとりずつ親から盃を受け、自己紹介とメッセージを述べ、飲み干します。

ポイント最後の数滴を手にとって頭に撫で付けるようにするのが通例!髪(神)に感謝。尊加那志(とぉとぅがなし)。

  • 与論献奉
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与論献奉「ご苦労盃」

3滞りなく全員が飲み終わると親が「ご苦労盃」を受け、終了です。

与論献奉はおもてなしの儀式として全員に平等に施行されますが、お酒を強要するものではありません。無理なく楽しみましょう♪

与論献奉 恐るるなかれ

与論献奉はおもてなしの儀式です。
しかし、お酒が苦手な人にとっては不安に感じた方もいるのでは?
ご安心下さい。与論献奉はお酒を強要する儀式ではありません。あくまで楽しくお酒をのみ、与論で最高の夜を過ごすのが目的です。ここで覚えておくときっと役立つ情報をお教えします!

島有泉は度数20度

与論献奉に使われる島有泉はアルコール度数20度。通常の焼酎25度よりも度数は低めです。また、より薄めるために盃に氷を入れることも。

親が加減してくれます

親が加減してくれます

与論献奉は無理なく楽しむことが鉄則。親がそれぞれに合わせて注ぐ量を調整し、また、飲めないときには代わりに飲んでくれるとか…♪

「トォッ!」と言おう

「トォッ!」と言おう

「トォッ!」はストップの意。親が盃に黒糖焼酎を注ぐ際、自分が飲める量を見極めて「トォッ!」と言うのも良いでしょう。決して無理をしないでくださいね。

与論献奉十カ条

与論献奉は、お客様に感謝し健康の泉・明日への活力源として与論の誠の心を献上して歓迎し、
共に島の永遠の繁栄を念願するものである。

1与論献奉は、与論固有の献奉であり与論島の象徴(誠の心)である。
2与論献奉は、全町民の真心を主賓に献上してから関係者全員に施行する。
3与論献奉は、敵物適量を厳かに1回だけ施行する。
4与論献奉は、平等に施行し何人たりともこれを断ることはできない。
5与論献奉施行者は、主賓等の適量を誤ってはいけない。
6与論献奉施行者は、施行前に趣旨等を口述し味見をしてから施行する。
7与論献奉受杯者は、献杯する前に自己紹介等スピーチをして献杯する。
8与論献奉施行中は、何人たりとも離席せず私語を慎み、受杯者のスピーチを拝聴しなければならない。
9与論献奉施行者は、献奉を終了したら速やかに主催者に報告し、御苦労杯を受け献奉が終了した旨を全員に報告しなければばらない。
第10条与論献奉施行者は、献奉施行の一切の権利と義務を負うものをする。